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老後を株の配当金で過ごすことは可能?

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ここからは、配当金で老後を過ごせるかについてお話していきます。
まず、老後とはそれまでの労働年齢で現役世代として働き、給与などの所得を得ていた人が定年や退役により、主収入が年金となることで老後生活が始まります。
老後は人により異なり、60歳を過ぎても現役世代と変わらぬ収入がある人もおられます。

しかしながら、一般企業の従業者の場合、多くは60歳或いは65歳以上から老後を迎えると言われています。
人にとって仕事を辞めることや給与所得から年金所得に切り替わることはその後の生活に大きな影響を与えるものです。
それまでの家庭環境が労働収入により充実していたとすれば、退職や退役後に年金収入に切り替わるとそれまでの収入とは異なります。
収入で担保されていた生活は収入が減った影響を受け厳しくなることもあるでしょう。

あるデータで老後の資金が3000万円かかると言われています。
日本の一般家庭の平均貯蓄額は1800万円です。
60代の平均貯蓄額は2000万円と言われており、この金額は20年で枯渇する可能性があると考えられています。
長寿化した日本で、預貯金を崩しながら年金収入のみで暮らすとしても、80歳以上に長生きした場合、生活資金は十分でなくなります。

そのためにも現役世代で、貯蓄しておくことが重要でしょう。
しかし、預金利息は0.001程度で10倍から100倍の高金利の銀行で預けても安全管理という程度の概念でしかありません。
余裕のある資金の中から投資に回すことが将来の支えとなります。

配当目的で投資に取り組むのであれば、1株あたりの配当金が高い高配当株を探し、少しずつでも投資に回すと良いでしょう。
投資に回す資金は現在の家庭環境を考えて無理のない予算に抑え、こつこつと積み立てるように投資に回すと良いでしょう。
老後を配当のみの生活で送るためには、相当の株式保有実績がなければいけません。

前にも説明したように株式投資は投資元本を割り込むリスクがあり、投資ポイントと判断が難しいため、一気に投資を考えるより積み立てのようにこつこつと増やすのが良いです。
買い付け単価が異なれば平均取得単価を下げることが可能ですし、利益が先行している分から利益確定をし、銘柄変更や安値の時に買い下がることもできます。
現役世代では配当金を出来るだけ使わず再投資に回すことが資産を増やす可能性を高めます。
将来の家庭環境を十分なものとするために現在の家庭環境を考えて無理のない金額を投資に回すのです。

一気に資産を増やすためには、ハイリスク投資を行わなければいけません。
結果として、高いリターンが得られれば良いのですが、ハイリスクが現在の家庭環境を悪化させる懸念もあるため、こつこつとまじめに投資し、定期的な利益確定と再投資を心がけることが良いでしょう。
40代の現役世代で、安定した配当金を出す高配当株に投資しておけば老後の資金のサポートとなることは可能でしょう。

配当金のみで老後を過ごすとすれば、かなりの額面を所有する必要があり、年率3%の高配当株として1億円の額面で300万円が支払われます。
配当金からは国税15%と地方税5%に特別復興税0.315%が差し引かれるので実質収入は239万円程度となるため、高齢期に配当所得のみで十分生活をするのであれば保有するすべての銘柄で年率3%以上で、額面1億5千万円程度の銘柄を保有していることが条件となるため、難しいですが、20年30年の投資年数があれば十分可能とも考えられます。