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ポジションサイジングって何ですか?

どんなに理論上は優位性のある手法であってもルールを破ってしまったり、時には予測不能な値動きをする事もあります。
そんなとき損失額が自身の許容範囲を超えてしまうと、さらに精神が乱れてしまい悪循環なトレードをしてしまう事があります。

そのため株式投資で勝ち続けるためには常に落ち着いた精神状態で臨む必要がありますが、これにはポジションサイジングは欠かすことができません。
ポジションサイジングを理解してルールに取り入れることで損失額を限定することができて、次第に利益を最大化することができるようになります。
特にデイトレードで長期的に勝ち続けるためには欠かすことのできないポジションサイジングですが、具体的にはどのような技術なのでしょうか、見ていきましょう。

まず重要なことはトレード前に自身が許容できる損失額を明確にしておきましょう。
例えば100万円手元にあった場合、1回当たりの許容できる損失額が1万円の場合、それを想定したポジションサイズでトレードを行えば、どんなに逆行しても不安に感じることはありません。

ただし、自身が許容できる損失額が把握できたとしても、それに対する損切幅も計算しなければなりません。
例えば1株が500円の銘柄を買うとしても、損切の価格が490円の場合に設定する場合と、480円に設定する場合では購入できる枚数が異なります。
要するに予め許容できる損失額を決定したら、それと同時に損切をする価格も把握しなければ、ポジションサイジングはできないという事です。
では、どこで損切をすれば良いのかというと、それは構築した手法によって異なります。
その手法に合わせて損切価格を把握して、その損切価格で損切をしたときに許容範囲の損失額に収まるようにポジションを決定しましょう。

またデイトレードで扱う株銘柄は値動きが激しいものが多いので、予め取引したい株銘柄の値動きの特性を把握しておく必要があります。
それを把握しなければ、どこら辺に損切を設定すれば良いのかも分からないので、特性が分かるまでは手を出さない方が良いでしょう。

このようにポジションサイジングはリスクを軽減させる目的で活用されますが、長期的に見ると利益を最大化する目的でも活用できます。
例えば、そろそろ利益確定をしたい場合、まだ上昇する可能性も捨てきれない場合が多いので、ポジションの半分は利益確定をして、もう半分は保有し続けるという方法があります。
その時だけ見ると利益が少なくなることもありますが、長期的な資産推移でみると利益を最大化することも可能です。
このように株式投資はポジションを入れるタイミングにばかり目が行きがちですが、実はポジションサイジングもデイトレードで長期的に勝ち続けるためには必要不可欠な技術です。

ポジションサイジングのルールについて

ポジションサイジングは明確なルールに基づいて実行する必要がありますが、特に重要視した方が良いルールは1回のトレードで許容するリスクを明確にすることです。
株式投資の世界では2%以内に収めるようにした方が良いといわれていて、例えば100万円の総資金であれば2万円が1回のトレードで許容できる損失額になります。

そして、最初のトレードが負けになり98万円に減ったら、次のトレードは98万円に対して2%の損失額になるように計算をしていきます。
これを心掛けるだけでも資産を守る方法としては有効で、最終的に目指すべき利益の最大化にも繋がっていきます。

ポジションサイジングにはリスクがある

ポジションサイジングはデイトレードで長期的に勝ち続けるためには欠かすことのできない技術ですが、使い方を間違えてしまうと反対にリスクを高める恐れがありますので注意が必要です。
まずポジションサイジングは1回当たりのトレードに対して損失額を計算するとお伝えしましたが、複数のポジションを保有する場合には、トータルで許容した損失額に設定する必要があります。
これを知らないと思わぬ損失を被る恐れがあります。

またポジションサイジングを行うと資金が増えても常に一定のリスクを取る事になりますので、いつまで経っても精神にかかる負担は変わりません。
そのため一定額の利益が出たら許容するリスクを低くすることも上手に運用する秘訣になります。